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2008-09

しっぽについて

前述 No Kill Country の巻末に、
しっぽに寄せて書き加えたものを、下記に記させて頂きます。

娘が立ち会い、一緒に見送ることが出来た犬は、しっぽが初めてでした。


おわりに

昔、私が今よりも随分小さかった頃。毎晩寝る前に、母が「Dry Tears」という本から少しずつ読み聞かせてくれた時期があった。
それはユダヤ人の女の子である主人公が第二次世界大戦中のドイツで迫害されるというとても悲しい小説だったため、母は途中で読み聞かせをすることをやめてしまった。私は自力で本を読み終えた。そのとき、漠然と「お母さんは悲しいことからは、目をそらさずにいられないんだな」と思った覚えがある。きっと幼い私は泣かなかった自分を「強い」と信じ込み、小説をとうとう最後まで読まなかった母をその逆と定義づけたのだろう。
現在、日本の大多数の収容所では、犬は炭酸ガスでの窒息による苦痛死で殺処分される。安楽死ではない。苦痛死だ。どの犬も死ぬまでに十分程もかかり、徐々に呼吸困難に至っていく間、大変もがき苦しむ。酸欠に強い成犬は死ぬまでに三十分もかかることもあるそうだ。無垢の心を持った生き物たちが、無償の愛を人間に捧げたその結末が、何故こうでなければいけないのか。そう問いたくなるほどの惨状らしい。
私自身は、その殺処分の様子を見たことがない。その場に立って、目を背けてしまわない自信も未だにない。だが母は数年前、自ら犬の殺処分の様子を見学しに行った。それを聞いたとき、改めて母が小さな命たちの幸せのために、誰よりも真剣に取り組んでいることを実感した。
そのときから数年経つが、母はますます精力的に活動を続けている。愛らしい仔犬はもちろん、自分では歩けないほど年老いた犬も、病気で皮膚が見るも無惨なほどにただれてしまっている犬。それらすべてを分け隔てのない優しさで包み込み、我が子のように毎日世話をし続けている。犬や猫を一匹でも飼ったことがある人は、また子供を育てた経験がある人は、この「世話をし続ける」ことがいかに大変なことかを分かって頂けるだろう。
また、これはつい先日の話だが、保護していたしっぽという犬が亡くなった。
しっぽは七年間茨城県のシェルターにお世話になったが、緑内障で目が腫れ上がる牛眼となって治療に東京に通うようになった時、縁あって我が家で飼うことになった犬だ。尻尾を虐待により失い、両目を失い、血管肉腫から骨肉腫・両後足を失っても、彼女はいつも輝くばかりの笑顔を向けてくれた。生を全うしたのだと思う。彼女が息を引き取った夜、家族全員が家にいた。しっぽは苦しそうに唸り声を上げながら、ひと呼吸、またひと呼吸という風にやっとの思いで息をしていた。
その様子を見たとき受けた衝撃を、私は一生忘れない。
自分を含めた何億もの生き物が無意識にしている「息をする」という行動が、こんなにも大変なことだったなんて。こんなにも尊いことだったなんて。
息をすることは、生きることに繋がる。冷たくなった身体を抱きしめて、私は「生きたい」と今までにないほど強く思った。人の生き様というものはその瞬間、その瞬間で決まると聞いたことがあるけれど、最期のひと息まで力強く生きてみたい。息をしてみたい。
 そして、できれば人を含めた多くの生き物たちの役に立ちたい。
以下に、母のことばを載せる。私がこの論文を書くきっかけとなったことばだ。
「処分される数の僅か一握りしか救えません。処分されなくても、放って置かれたら、生きていかれません。救えるものなら、全ての子を救いたい。それができないのだから、この仕組みを変えていくことが、この子達への償いであり、人としての務めではないでしょうか。声なき小さな命のために、個人個人が声を発し続け、やがてはそれが大きな流れとなることを願います」
私は母の娘であることを光栄に思っている。どうかその願いが叶いますように。どんな命も幸せな生を全うできる社会に、日本もいつの日かなりますように。


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本日の二子玉川犬猫里親会

2008 09 24 nikon 049のコピー
↑ ノエルは、本日の二子玉川犬猫里親会に参加させて頂きます。

チャキママさん預り パリス、ブレンダ、
ひなのこさん預り 茅乃、美々も参加。

いぬやしきから、上記ノエルほか、ヒューゴ少年、ダイナモ@ダルメシアンが、参加させて頂きます。

2008 09 08 nikon 002
2008 09 20 nikon 025
2008 09 22 nikon 003
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2008 09 21 nikon 023






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↑ いなばくんは、募集一時停止です。

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↑ ゴールデン オス 5才位 甘えん坊、人とベッタリしているのが大好き。
家族募集中です!




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殺さない国



おわりに



昔、私が今よりも随分小さかった頃。
毎晩寝る前に、母が「Dry Tears」という本から少しずつ読み聞かせてくれた時期があった。
それはユダヤ人の女の子である主人公が第二次世界大戦中のドイツで迫害されるというとても悲しい小説だったため、母は途中で読み聞かせをすることをやめてしまった。私は自力で本を読み終えた。そのとき、漠然と「お母さんは悲しいことからは、目をそらさずにいられないんだな」と思った覚えがある。きっと幼い私は泣かなかった自分を「強い」と信じ込み、小説をとうとう最後まで読まなかった母をその逆と定義づけたのだろう。
現在、日本の大多数の収容所では、犬は炭酸ガスでの窒息による苦痛死で殺処分される。安楽死ではない。苦痛死だ。どの犬も死ぬまでに十分程もかかり、徐々に呼吸困難に至っていく間、大変もがき苦しむ。酸欠に強い成犬は死ぬまでに三十分もかかることもあるそうだ。無垢の心を持った生き物たちが、無償の愛を人間に捧げたその結末が、何故こうでなければいけないのか。そう問いたくなるほどの惨状らしい。
私自身は、その殺処分の様子を見たことがない。その場に立って、目を背けてしまわない自信も未だにない。
だが母は数年前、自ら犬の殺処分の様子を見学しに行った。
それを聞いたとき初めて、母が小さな命たちの幸せのために、誰よりも真剣に取り組んでいることを実感したのだ。
そのときから数年経つが、母はますます精力的に活動を続けている。愛らしい仔犬はもちろん、自分では歩けないほど年老いた犬も、病気で皮膚が見るも無惨なほどにただれてしまっている犬。それらすべてを分け隔てのない優しさで包み込み、我が子のように毎日世話をし続けている。
 犬や猫を一匹でも飼ったことがある人は、この 「世話をし続ける」ことがいかに大変なことかを分かって頂けるだろう。
 以下に、母のことばを載せる。
 私がこの論文を書くきっかけとなったことばだ。

「処分される数の僅か一握りしか救えません。
処分されなくても、放って置かれたら、生きていかれません。
救えるものなら、全ての子を救いたい。
それができないのだから、この仕組みを変えていくことが、この子達への償いであり、
人としての務めではないでしょうか。
声なき小さな命のために、個人個人が声を発し続け、やがてはそれが大きな流れとなることを願います」

私は母の娘であることを光栄に思う。どうか彼女の願いが叶いますように。
どんな命も幸せな生を全うできる社会に、日本もいつの日かなりますように。




参考文献

地球生物会議ALIVE
「全国動物行政アンケート結果報告」(平成18年度版)
實本彩 著
「捨て犬・捨て猫問題にどのように立ち向かうか:動物愛護政策の現状とサンフランシスコSPCA の示唆」
地球生物会議ALIVE 角恵美 著
「アニマル・シェルターのススメ:人とペットとのより良い関係のために」
地球生物会議ALIVE 角恵美 著
「アニマル・シェルターのススメ:人とペットとのより良い関係のために」
地球生物会議ALIVE 角恵美 著
「アニマル・シェルターのススメ:人とペットとのより良い関係のために」
實本彩 著
「捨て犬・捨て猫問題にどのように立ち向かうか:動物愛護政策の現状とサンフランシスコSPCAの示唆」
尾崎裕子 著
「ペットをめぐる法律(2)海外編」
尾崎裕子 著
「ペットをめぐる法律(2)海外編」
日本にアニマルポリスを誕生させよう! ハル 著
「コンパニオン・アニマルとの適正関係の模索:人間社会の希薄化において」
日本にアニマルポリスを誕生させよう! ハル 著
「コンパニオン・アニマルとの適正関係の模索:人間社会の希薄化において」
地球生物会議ALIVE 野上ふさ子 著
「犬猫の処分数の減少に向けて」
地球生物会議ALIVE 野上ふさ子 著
「犬猫の処分数の減少に向けて」
地球生物会議ALIVE 野上ふさ子 著
「犬猫の処分数の減少に向けて」
地球生物会議ALIVE野上ふさ子 著
「犬猫の処分数の減少に向けて」
地球生物会議ALIVE 野上ふさ子 著
「犬猫の処分数の減少に向けて」
實本彩 著
「捨て犬・捨て猫問題にどのように立ち向かうか:動物愛護政策の現状とサンフランシスコSPCAの示唆」
動物愛護管理基本指針
www.pref.shiga.jp/e/shoku/siryou4.pdf
地球生物会議ALIVE 野上ふさ子 著
「犬猫の処分数の減少に向けて」
地球生物会議ALIVE
「犬猫の引取り等の措置要領」と「遺失物法」についての意見
地球生物会議ALIVE
「犬猫の引取り等の措置要領」と「遺失物法」についての意見
地球生物会議ALIVE
「犬猫の引取り等の措置要領」と「遺失物法」についての意見
JPRペット産業・市場ニュース
「特集:マイクロチップの普及促進は有意義なペット社会を実現する」
動物管理センターでの殺処分
http://www.prana-japan.com/d01.htm
地球生物会議ALIVE
「動物の殺処分方法に関する指針」についての意見
地球生物会議ALIVE
「動物の殺処分方法に関する指針」についての意見
動物管理センターでの殺処分
http://www.prana-japan.com/d01.htm
日本にアニマルポリスを誕生させよう! ハル 著
「コンパニオン・アニマルとの適正関係の模索:人間社会の希薄化において」
日本にアニマルポリスを誕生させよう! ハル 著
「コンパニオン・アニマルとの適正関係の模索:人間社会の希薄化において」
日本にアニマルポリスを誕生させよう! ハル 著
「コンパニオン・アニマルとの適正関係の模索:人間社会の希薄化において」
實本彩 著
「捨て犬・捨て猫問題にどのように立ち向かうか:動物愛護政策の現状とサンフランシスコSPCAの示唆」
地球生物会議ALIVE野上ふさ子 著
「犬猫の処分数の減少に向けて」





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プロフィール

めぐろのいぬやしき

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8匹のしっぽたちと3人家族の暮らしをしたためていきます。

現在しっぽのなかまの預かりっ子は。。。
ヨーキー ミカ(家族募集)
マルチーズ ガクト
マルチーズ ピノ逝去


我が家のメンバー
VIVI
ノア
きゃらめる
アニカ
ダライタマ
ダイナモ
  
 =========

ノーリードNO!

  ☆

避妊去勢し、一代限りで大切に。

  ☆

新しく家族を迎える時は保護犬を!

 ========

保護犬の我が家逗留記録

1きゃらめる→我が子になりました
2トラ→あおい
3ちとせ→ゆう去
4ちはや→もも
5チャイ→キマリ
6ジョゼ
7アポロン→大助
8ポセイドン
9ぱでぃんとん
10めい
11ぼう→ルーク
12みもざ→パドメ
13オードリー
14HOPE→トラ
15ゆめ
16まどれーぬ去
17サルヴァトーレ去
18ルジマトフ去
19アリョーシャ
20ミリー
21静香→ももこ去
22シンバ
23萌
24ミシェル→ナヴィ
25シャーロット→ドナ
26チコ→さくら
27ライオネル→トキ
28セフォーラ→陽菜
29亜門→かのん
30メイプル
31プランタン去
32Sirキングチャールズ→ふう去
33アマンゾ甘蔵→福
34ひらり
35クイール
36コロン→コリエ
37フランチェスカ→ヒナ
38アダム
39ジェネヴィーヴ→シャンティ
40フィオナ
41はな
42みれい→ナナ
43セリーヌ→セリ
44ジェレミー
45小夜→サリー去
46オーランド→ミック
47ダコタ→チビ
48ウルフギャング→わさび
49エルフ→シグマ
50あらた→風雅
51サヴィオン→ケンジ
52くるみ去
53チェルシー
54グレゴリー→檀
55アンジェリカ→巴
56まき→うらら
57タバサ
58あめり
59テラ→ケン
60サブリナ→ロゼ
61マリオ→龍太郎
62銀河→しんのすけ
63のぞみ
64ピカソ!
65ペネロピー→URAN
66レオナルド→レオン
67バンディット→ばん
68ショコラ→小夏
69シュークル→こころ
70ひなたオクタヴィオ→ぎん去
71ポーラー
72ティアラ→あい去
73シンシア→チャチャ
74かもみーる
75アレクサンドル
76ガスパール→くぅ
77マレーネ→モナ
78サマンサ→ダライタマ
79アニカ
80マフィー→幸
81ジャクリーン→プッチ
82ラルフ→けん
83チェストナット→ランディ
84ノエル→ノア
85チョコ/ゴディバ→きい
86せいら→みぞれ
87オーウェン→ケン去
88せいや→ティガ去
89アイリーン(猫)去
90しっぽ去'08 9 15
91ユージーン去'14 2 1
92バム
93ガーフィールド→ぷうわ
94クレオパトラ
95シルベスター
96ゾウィ
97はなこ
98アシュリー
99リリー→デイジー
100ジュノ氏→シータ
101イナバ→りりお
102ふぇるでぃなんど→JJ
103フェリペ→さすけ
104フェアリープリンセス→かえで
105どんぐり
106ヒューゴ→ラルゴ
107オータム・ブロッサム
108ぽえむ
109リトルワンダー去
110あじさい去
111ダイナモ
112ロキシー去'12 6 27
113エリオット
114なるみ→ルー
115ルーカス
116ジュニパー去
117ジゼル去
118アナステイシャ→ナナ
119リモナ
120マカロン去
121ジュエル→ティアラ
123ニキ去
124クロウィ
125もみじ去
126ロータス去
127アイーシャ去
128ロッタ→モナ
129それいゆ→マロン
130モナリザ
131フー子
132レキシントン(レコア)
133クレモンティーヌ→ペロ
134だるま(まあ君)去
135ライオットはやと
136クリオ
137マライア→メグ
138ワイノナ→姫たん
139JOY去
140アルファ→みこと
141オメガ→MAX
142ギル
143シナモンすみれ
144シャボレイ→右次郎
145キッシュ→千華
146シンディ→ナツメ去
147イザベル→モカ
148ピスタシオ→ピース
149ルーファス→レオン
150ガクト
151えくぼ去
152シンディ→ナツメ去
153TRUE(玉三郎)去
154ピノ'15 4 去
155クレア→くぅ
156冬馬→エル
157ピリカ
158ガクト(2nd term)
159冬馬(2nd term)→エル
160しおり→リサ
161おとめ
162はるか去'14 1
163ポンチ
164未来⇒レオ
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166雫



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